【国立大医学部に現役合格】「家で勉強しない」が成功した、中学生の合理的すぎる勉強法

わが子は、国立大医学部に現役で合格しています。

しかし、中学生のころのわが家での勉強スタイルは、一般的にイメージされるものとは大きく異なっていました。基本は「学校でできるだけ終わらせる」スタイル。家に帰ると、ほとんどがリラックスタイムでした。

なぜ家で勉強しなくても結果が出たのか? 合格まで導いた、わが子ならではの合理的でシンプルな勉強法を紹介します。


1. 徹底したオン・オフの切り替え

うちの子の基本は「勉強は学校でできるだけやる」でした。

授業中の集中と、休み時間や放課後のすきま時間の使い方で、宿題や塾の課題まで学校にいるうちに片づけてくることが多かったです。

家に帰ると、好きなテレビや動画、ゲームをしてのんびり過ごしていました。徹底的にリラックスすることで、翌日の授業で最大限に集中するエネルギーを確保していたようです。「家で勉強しない=怠けている」のではなく、集中する場所と時間を決めていたのです。

2. 進捗の「見える化」でモチベーションを維持

テスト前になると、少しだけスタイルを変えました。(本人が独自に編み出した方法です。)

だいたい3週間前から、家でやる教材を一か所に集めます。塾でもらった問題集や、Z会の対策問題など、「今回はここまでやる」と決めたものを全部、リビングの隣の和室の片隅に積み上げます。そして、終わったものは、隣に別の山として積んでいきます。

この「見える化」が本人にはぴったりでした。やった・やってないが一目で分かるうえに、「ここまで終わった!」という達成感が自然とモチベーションにつながっていたようです。

3. ノートまとめは一切せず、ひたすら演習に時間を充てる

うちの子の最も大きな特徴は、「ノートまとめを一切しない」ことでした。

丁寧に書き写したり、カラーペンで整理したりは全くせず、とにかく問題を解くことに時間を充てていました。

「書いて覚える」よりも「解いて身につける」タイプで、どんどん手を動かしていました。その分、ノートの字は驚くほど雑でしたが、スピードは速かったので良しとしました。

結果的に、ノート作りの時間を丸ごと演習時間に変えることで、効率が劇的に上がったようです。

結論:勉強の形は一つではない

たくさんの問題をこなすうちに、自然と苦手な分野も見えてきて、そこを重点的に復習する。そんなシンプルな勉強法でも、しっかり結果はついてきました。

この経験から、親の私も「短時間でも、いかに集中するかが大事」だと痛感しました。

お子さんに合う方法を見つけることが、結果を出すためのいちばんの近道かもしれません。

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