うちの子は中学・高校と自転車通学をしていました。
特に高校は片道10キロあり、雨の日はもちろん、炎天下や寒い冬、風の強い日もありました。
バス通学や親の送迎を選ぶお子さんも多いと思いますが、あえて自転車通学を選んだ我が家の体験をお伝えします。
自転車通学のメリット・デメリット
メリット
- 費用が安い
- 時間が自由
- 体力がつく
- 時短。特に雨の日は交通機関よりかなり早い。
デメリット
- 天候や荷物が多くて大変
- 疲労
- 自転車の消耗
- 親としてはやっぱり心配
高校での自転車買い替えと工夫
高校に入るときに新しい自転車に買い替えました。
距離が長いので、パンク対策としてホームセンターでノーパンクタイヤの自転車を購入しましたが、タイヤの消耗が激しく、1年ちょいでタイヤ交換が必要に。
購入時には思い至りませんでしたが、ノーパンクタイヤの自転車のタイヤ交換は思った以上に費用と手間がかかります。一番のネックは購入したホームセンターではタイヤ交換ができずメーカーに送るので、1週間以上自転車を預けなくてはならないこと。二度目の購入は、自転車屋さんに相談してアルベルトに買い替えました。アルベルトに変えたことは大成功だったと思います。それでも、距離が長く消耗が激しいのか、時々修理が必要にはなりました。
ちなみに費用は、以下の通り。最初からアルベルトにしておけばよかったと反省です。
- アルベルト購入費:8万円
- 修理費(スポーク交換など):2万円
- 前のノーパンク自転車:3万円
- 合計:約13万円
アルベルトは軽くて乗り心地も良く、通学はぐっと楽になったそうです。
また、自転車屋さんではパンク修理スプレーでパンク防止の処置もしてもらえ、安全面も安心です。
大学に入ってクロスバイクも乗り始めましたが、まだアルベルトも現役です。
現在は荷物の少ない日はクロスバイク、荷物の多い日はアルベルトと使い分けています。
体力と勉強効率の変化
毎日の自転車通学で体力がかなりつき、体重が10キロ増えました。ほとんど足とお尻の筋肉だと思います。体つきも変わり、運動習慣の効果を実感できました。
さらに、本で読んだのですが「運動のあとに勉強すると集中力が上がる」と言われています。
毎日の自転車での登校からの授業。体を動かしたあとで、勉強にも良い影響があったのかなと思います。
自転車通学で身につくもの
そして何より、根性。
令和の時代に根性論(笑)ですが、長距離の通学を毎日続けることで、子どもにとって大きな精神的成長になったと思います。
自転車通学は大変な面もありますが、体力・健康・勉強効率など、メリットが大きいと感じました。
距離や天候の工夫次第で、十分おすすめできる通学方法です。
ちなみに冬でも10㎞自転車をこぐと体はポカポカするようです。ただ指先は冷たいみたいで、手袋はアウトドアや登山専門店の極厚ウールの手袋にしました。
雨の日はライダー用の防水手袋が良かったみたいです。
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