習い事の失敗談|ピアノ教室で学んだこと

子どもの可能性は無限大

わが家の方針は「子どもの可能性は無限大」。
だからこそ、無料体験があれば積極的に参加し、その中から子ども自身が好きなものを見つけられたらと思っていました。

でも、親にも子どもにも限られた時間・体力・経済力があります。やりたいことすべてを続けるのは現実的に難しい…。
そこで今回は、体験してみたものの続かなかった習い事、ピアノ教室についての失敗談をシェアします。


ピアノ教室に通い始めたきっかけ

保育園にピアノの先生が来てくれて、月5,000円で週1回のレッスンが受けられるシステムがありました。
共働き家庭にとって送迎不要なのは大きなメリット。上の子は年中・年長の2年間、楽しく通っていました。

ただ、家にはキーボードがあったものの、家で練習することはゼロ。しかも教室には「保護者の見学禁止」というルールがあり、どんな風に習っているのか親には全くわかりません。
仕事と家事で手いっぱいの私たちも「楽しく通えればいいか」と思い、練習を促すこともありませんでした。


下の子は1年で「やめたい」と…

下の子も年中からピアノを始めましたが、1年ほどで「やめたい」と言い出しました。
先生や保育園からは「楽しそうにしていますよ」と言われましたが、親としては「本当に?」と疑問が残りました。


見学して分かったレッスンの実態

入会時には「親御さんの見学は子どもの集中を妨げるためお断りしています」と説明があり、保育園の先生も見てくださっているので安心していました。

でも思い切って「一度だけ見学させてほしい」とお願いして、初めて実態を知りました。

  • 個人レッスンは1人あたり5〜10分程度
  • その間、ほかの子どもたちは部屋で楽譜ワークをして待っている

正直、「これで月5,000円か…」とがっかりしました。
相場的には安い方かもしれませんが、内容はそれなり。納得感は薄く、その場で退会を決断しました。


発表会に参加しなかった後悔

もう一つの失敗は、発表会に参加しなかったことです。

年に1回、希望者は発表会に出られましたが、当時のわが家は見送りました。
理由は、子どもが全然練習しないこと、参加費が1人1万円以上かかること、さらに衣装の準備などハードルが高く感じたからです。

でも今振り返ると、発表会があれば「目標に向けて頑張る」という経験ができたかもしれません。
実際、個人レッスンの生徒さんたちも多く参加しており、良い刺激になったはず。
小さい下の子を連れて見に行くのが大変そう…と諦めてしまいましたが、工夫次第でできたのではと後悔しています。


習い事選びで学んだ3つのこと

今回の経験から学んだのは、この3つです。

  1. 料金の安さや通いやすさだけで選ばない
  2. 「保護者は見学禁止」というルールがある習い事は避ける
  3. 発表会など目標となる機会はできるだけ参加する

子どもが小さいうちは、自分で状況を説明するのが難しいもの。
「親が見ようと思えば見られる」という安心感がある習い事を選ぶことは、とても大事だと感じました。


まとめ

習い事には「やってよかったもの」もあれば「合わなくて続かなかったもの」もあります。
でも、どちらも子どもと親にとって貴重な経験です。失敗も含めて次につなげられるのが習い事の良さだと思います。

これから習い事を考える方は、ぜひ「見学の可否」と「発表会など目標の有無」をチェックしてみてください。
きっと後悔の少ない選び方ができるはずです。

👉 あなたなら、習い事を選ぶときに何を一番重視しますか?

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