「医学部=私立」というイメージは強いですが、公立からでも十分に現役合格は可能です。
この記事では、我が家の体験をもとに、公立で進学するメリットや工夫、リアルな体験を紹介します。
公立を選んだわが家の進学ルート
私の住んでいる地域には、医学部進学に強い私立校や、公立の附属校・中高一貫校があります。
しかし、うちの子は 地元の小学校 → 地元の中学校 → 市内の公立高校 というルートで進学しました。
公立から医学部を目指すメリット
メリット① 通学が近い
小学生のうちからバスや電車で通うよりも、歩いて通える学校は安心ですし、自然と体力もつきます。
さらに、校区内の友達と放課後に遊ぶ機会が多く、生活にゆとりが生まれます。
私自身は中学受験をして、1時間以上かけて通学していました。学校自体は良かったのですが、
- 通学に体力を取られて部活を諦めた
- テスト期間も通学時間の分だけ不利に感じた
- 文化祭や朝練に最後まで参加できないことがあった
といったデメリットも経験しました。
そのため、子どもには「通える範囲」を優先。結果的に地元公立に進むことになりましたが、充実した学校生活を送れてよかったと思っています。
メリット② 費用が安い
圧倒的に費用が抑えられます。
- 小学校:制服なし、教材費も安い、通学費ゼロ
- 中学・高校:制服はあるが、かばんや靴は自由で安価
私立校に比べて教育費の負担はかなり軽くなります。
医学部進学後にはどうしても大きな学費が必要になるため、事前に教育費を抑えられるのは大きなメリットです。
メリット③ いろんな子と出会える
公立には本当にさまざまな家庭の子が集まります。
勉強が得意な子もいれば、そうでない子もいる。家庭環境も多種多様です。
これは将来医師を目指す子にとって、むしろプラスだと思います。
実際に医師になれば、相手はエリートばかりではなく、多様な患者さんと向き合うことになるからです。
公立から医学部を目指すために大切なこと
小学校・中学校は、地元の公立でも十分やっていけます。
ただし、高校については 「通える範囲で、できるだけ進学校に進むこと」 がポイントです。
ここでしっかりと学習習慣をつけ、受験に必要な学力を積み上げていけば、公立小中高からでも医学部現役合格は十分に可能です。
まとめ
- 公立でも、工夫次第で医学部進学は十分可能
- メリットは「近い・安い・多様な出会い」
- カギは高校選び。進学校でしっかり学ぶこと
私立に行かなくても、地元の公立から医学部への道は開けています。
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