我が子が医学部に合格。大事にしたのは「自ら考える力」

「出来が違った子なの?」と聞かれて

「親が医者でもないのに、うちの子は医学部に進学しました」と話すと、よく「小さいころから出来が違ったの?」と聞かれます。
親バカもありますが、正直に言えば、地頭は良い方でした。でも、保育園時代はマイペースでやんちゃ。同級生の4月生まれの子たちに比べると幼く見えることもありました。
そんなうちの子が今、医学部生になっていると話すと、当時を知るママ友はみんな驚きます。


幼少期に育まれた「自ら考える力」

赤ちゃんのころから独立心が強く、何かを積み重ねたりして、手の届かないおもちゃも自分で工夫して取ろうとしていました。
1歳児クラスの参観日では、おやつを前にしても食べずに待っていた息子。
先生が「みんなが食べ終わるまで待ってるんですよ」と教えてくれてびっくり。
保育園のルールで給食のおかわりはあっても、おやつのおかわりはありません。うちの子は「先に食べたら、おやつはおかわりがもらえない」と学習していたそうです。
先を読んで行動する力が、こんなに小さい頃から芽生えていたんだなと感じました。


中学受験の不合格は失敗じゃない!

きっかけは上の子の一言。「頭のいい子はみんな中学受験してたんだよ」。
それを聞いた下の子が「自分も受験する!」と宣言し、小5から勉強を始めました。
小6で塾に通い、本格的に挑戦しましたが結果は不合格。
でもこの経験をしたことで、「本気で努力する力」が身に付き、「自分はやれる」という自信につながりました。
中学では上位をキープし、第一志望の進学校へ進学。ここから医学部への道が始まりました。


医学部合格に必要なのは「天才型」より「秀才型」

私の印象では、東大・京大に行くような人は「天才型」。
一方で医学部生は「秀才型」が多い気がします。
基本を大切に、コツコツ積み上げるタイプ。うちの子もまさにそのタイプで、地道さこそが医学部合格の原動力だったと思います。

「自ら考える力」と、「コツコツ努力を続ける姿勢」。
この2つが、うちの子の夢を現実にしてくれました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました